法手続きの流れ
カード会社は督促の状況により、法手続きを早めに進めてきます。
法手続きの最終目標は強制執行(債務名義の確定)にありますが、キャッシングの利用についてはショッピングの利用分に比べて期間が短縮されますので注意が必要です。
- 配達証明付督促状の発送・・・・約3週間経過しても支払いがない場合2へ
(キャッシング利用はこの部分が省略されます) - 支払督促の申し立て・・・・・・・・2週間以内に異議の申立がない場合3へ
- 仮執行宣言付支払督促・・・・・・2週間以内に異議の申立がない場合4へ
- 債務名義の確定・・・・・・・・・・・強制執行が可能
キャッシング利用分はいきなり裁判所から支払督促状が届く2.からスタートします。2と3が届いてから2週間以内に異議を出さないと4まで進み債務名義が確定します。
チャンスは2回のみです。このチャンスは文書で裁判所に異議の申立を出す必要があります。これを放っておくと取り返しがつかないことになります。
裁判所から通達が来た時点であきらめてしまう人もいますが、通達が来た時点では手続きを受理したという段階ですから、まだチャンスはあります。
内容は一括で支払いなさいという内容なので、一括では支払えないという内容の異議を出して、口頭弁論を開いてもらいます。そこで自分で支払える方法を主張し、和解まで持って行きましょう(裁判官も基本的には和解を勧めます)。
最近ではこういった法手続きの知識が一般の人にないのをいいことに、架空請求でも支払督促を利用する悪質なケースがあります。
裁判所は申し立てた内容が正しいかどうかは、相手方から異議が出るかどうかで判断します。つまり、何もしないと正しいものと判断され、確定してしまいます。
確定してから覆すのは手間ひまがかかりますので、被害に会わないためにも法手続きについての理解を深めましょう。(司法書士などのホームページをみると申立ての雛形や書き方が記載されています)
- 督促の実態
- 早期の遅れ
- ショッピングとキャッシングの違い
- 法手続きの流れ
- 強制執行の種類
