担保ローンの実態

ここでいう担保ローンは不動産を担保とした消費者金融業者が行うローンのことを指します。

いわゆる無担保ローンよりは金利が低く設定されており、支払期間も長く設定できるので月々の負担が軽い上、高額の借入が可能です。自宅以外の利用していない不動産がある人にとっては、便利な制度と言えるかもしれません。しかし、個人で自宅を担保にして消費者ローンを一本化する目的で借入するのは少し考えたほうがよいでしょう。

過去に住宅ローンを担当したこともあり、不動産を担保にする場合の手続きなどは十分わかっているので、その知識を踏まえたアドバイスをします。

消費者金融の不動産担保ローンの金利は、はっきり言って通常の無担保ローン並みの金利です。最近の低金利のカードローンの方がおそらく金利は低いでしょう。しかも10年〜20年の長期で高額借入をすると最終的にいくら支払うことになるのかわかりません。

少なくとも債務の一本化で自宅不動産を担保に入れることはお勧めできません。ほかに不動産があって売却されても影響ない場合以外はやめておいたほうがよいでしょう。一本化が必要な状況であれば、まずは不当利得の返還請求を行い債務の圧縮を図ることが最初です。専門家に相談しましょう。

不動産を担保にするということは抵当権の設定費用が新たにかかります。もちろんそれを含めて貸付してくれるでしょうが、数十万円の債務が新たに増えるだけです。

10年以上かけて返済しても元金の数倍支払うことになり、支払いができなければ自宅を失うことになる可能性もあり、あまりメリットはありません。

一本化する前に専門家に相談し払いすぎた金利を戻すことで債務が消える可能性を考えると、得策ではないでしょう。しかも、一本化後の借入は利息制限法の範囲内ですから、利息の返還請求はありえません。


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